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開催日:2024年2月11日(日)
時間 13:00〜16:00

<第3回 山結びフォーラム>
2024年2月11日(日)
13:00〜16:00
*参加無料*
*当日参加OK*

今回のテーマは「土木再考〜土と木とひとの関係性を再生する〜」です。本フォーラムは、コミュニティによる苗作り、植樹、登山道整備などを通して、里山の自然環境を再生していく「山結び」の活動報告もございます。ご参加には、事前申込み制となっております。親子室もありますので、小さなお子様連れでもご参加できます。
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御 礼

過去最多のご来場者数で会場には熱気があふれておりました。ロビーには頼りになるボランティアスタッフとして山結び参加者の方々の顔が並び、SOMAと地球守の書籍やグッズ販売、アフターアワーでの歓談、子どもスタッフの募金活動などの新しい試みもフォーラムに花を添えてくれました。あらためて、ご来場の皆様、ボランティアスタッフの皆様、関係者の皆様、そしてご寄付いただいた皆様、支えてくださる全ての方々に心から感謝申し上げます。

フォーラムのテーマは「土木再考〜土と木とひとの関係を再生する〜」と銘打ちました。現代建築に生きる私たちの暮らしの中では、ひとと土と木の関係性が根本的に断たれていると常々感じていたからです。今回登壇された高田宏臣さんが、年始の能登半島地震を現地の8階建ホテルで被災された際のレポートを読むにつけ、今語るべきテーマであると確信しました。

対談に先立つオープニングトークでは、今日のテーマをより深く理解するためのキーワードをいくつか紹介しました。

「問題は環境から生まれる」
「自然環境の自治」
「観察・生態学的視点・美意識」
「滞りを解消する」
「強さとは何か」
「部分と全体」

これらを手がかりに高田さんとの対談『環境土木と出会う』へ移りました。
高田さんは、地形、土、地震とさまざまな事実と視座を提示しながら、より深く自然と向き合う姿勢について繰り返し問われました。なかでも地震による土地の液状化がそれまでの暮らしや文化を根こそぎ破壊してしまうことへの強い懸念をもち、特に能登半島地震では予想されていなかった場所で、それも広域に液状化が発生したことを憂慮されていました。液状化のリスクは、地中の水の動きが滞ることで増加します。水との付き合い方そのものが問われるのです。土木の造作を通じて、目に見える水だけでなく、目に見えない水とどれだけ呼応し合えるか。治水のあり方そして全体性を意識したこれからの建築や土木の考え方次第で、地震との付き合い方も大きく変わるであろうことが示されました。

春山慶彦さんを加えたパネルディスカッション『土木再興(どぼくをふたたびおこす)』は、「地域とは何か?」という春山さんの問いから始まりました。土地と生きるということ、その土地の文化や伝統を残す・思い出す・伝えることの意味を語りつつ、地形、地名、信仰、言語…三者三様の視点を重ねていくうちに、話は生きるということの精神性にまで及びます。空海や中村哲さんなど、土木を通して理想を現実に変えてきた偉人たちも登場し、多くの方に「土木」は希望であると思っていただけたのではないかと思います。高田さんと春山さんはこの日が初対面。この3人が揃って語らう場はこの日、このフォーラムが初めてでしたが、60分の予定を70分に延長してまで語り尽くした鼎談は、あっという間でした。3人の熱量を、ぜひアーカイブで感じてください。

山結びの活動を始めてから、「何かしたいけど何をすれば良いか分からなかった。具体的な行動を示してくれてありがたい。」と嬉しい言葉をかけていただくことがあります。私たちが生きて行くというのは、まさしく具体そのものです。生きるというのは、仮想現実の話ではありません。

自分の足で土地に立ち、土地と対話し、生かされる。
そして、自分の手で、土地に手を入れ、土地を生かす。

そのための具体的な一歩として「土木」は誰でもできる、間違いないものではないかと思います。
まずは、ご自分の身の回りの土を触ってみてください。

最後に、共に素晴らしい時間を形作ってくださった高田宏臣さん、春山慶彦さんへ、心からの敬意とともに感謝を申し上げます。
 
NPO法人SOMA 代表理事 瀬戸昌宣
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「自然と人が共存共栄する豊かな未来のために」

山結びフォーラムも三回目を迎えることができました。いつもささえてくださっている皆さまのおかげです。ありがとうございます。

2023年4月から始まった月一回の山結びの活動も参加者は200名を超え、宮地山の山頂も風景だけでなく、空気の流れや水の動き方などに大きな変化が出てきました。「こうやって未来は変わっていく」と実感している方も多いと思います。一方で、山という自分よりもずっと大きな存在がどのように変わっていくのかを具体的にイメージできる方はまだまだ少ないのでは無いかと思います。

SOMAが山結びを通して問う「自然と人が共存共栄する豊かな未来」とは一体どういうものなのか。第三回山結びフォーラムでは、この問いに対してより具体的に答えていけるような試みをしていければと思っています。

ゲストに、環境土木のトップランナーである造園家の高田宏臣氏と、「地球とつながる喜び」をテーマに人を山へ誘う活動をしている株式会社YAMAPの春山慶彦氏(代表取締役)をお迎えします。生態学者であるNPO法人SOMAの瀬戸昌宣とともに、環境土木そして自然環境再生について技術的・学術的な面からその普及まで議論することをとおして、より具体的な未来を形作っていければと思います。

これまでも山結びでは、「自然環境の自治」「自然と私の関係性の再構築」を繰り返し問うてきました。第三回フォーラムも、皆さまがこの問いに対するそれぞれの答えと出会う機会となることは間違いありません。

皆さまにお目にかかれることを楽しみにしております。

NPO法人SOMA 代表理事 瀬戸昌宣

- 後 援 -

<開催概要>

【日 時】
2024年2月11日(日)
13:00〜16:00
(開場:12:30)



【場 所】
福津市複合文化センター カメリアホール
(福岡県福津市津屋崎1-7-2)

アクセス
<車での目安時間>
  • 古賀インターより約20分
  • JR福間駅より約10分

<公共交通機関での目安時間>
  • JR福間駅下車[快速利用の場合、博多から約25分、小倉から約45分]
  • JR福間駅みやじ口(西口)より、西鉄バス(行先番号【1-1】宮司団地経由・
  • 津屋崎橋行)利用で約10分、福津市文化会館前下車すぐ
  • JR福間駅みやじ口(西口)からタクシーで約10分

【参加費】無料(事前申込みが必要です)

【その他】

  • 親子室あり:小さなお子さん連れも参加できます。
  • ブース出展:地球守、SOMA

登壇者

NPO法人SOMA
代表理事
瀬戸 昌宣

1980年東京生まれ。生態学者・独立研究者。農学博士(農業昆虫学)。米国コーネル大学にて博士号を取得、同大学で研究と教育に10年間従事。帰国後、地方行政に携わりながら、高知の中山間地域をはじめ複数地域の学校教育・社会教育の改革に取り組む。2017年にNPO法人SOMAを設立し「ひとが育つ環境をととのえる」をミッションに学びの環境づくりや自然環境の保全活動を開始。主催する教育プログラムi.Dare(イデア)やミュージアムを舞台にした学びのプログラム「智慧の風」など複数の事業が、経済産業省「未来の教室」実証事業に採択される。産業構造審議会 教育イノベーション小委員会委員。2021年から拠点を福岡に移し、「山結び」「宮地嶽鎮守の杜再生事業」など自然環境の保全・再生に尽力している。

NPO法人地球守
顧問
高田 宏臣

株式会社高田造園設計事務所 代表取締役。一般社団法人環境土木研究所 代表理事。国内外で自然環境を傷めずに育てる、環境土木による環境再生に従事。土中環境の健全化、水と空気の健全な循環の視点から、住宅地、商業地、寺社仏閣、山林等の環境改善と再生の手法を提案、指導。大地の通気浸透性に配慮した伝統的な暮らしの知恵や土木造作の意義を広めている。行政や民間団体からの依頼で、環境調査、再生計画の提案、講座開催、技術指導、施工にあたる。主な著書に『土中環境』(建築資料研究社)『よくわかる土中環境』(PARCO出版)、『これからの雑木の庭』(主婦の友社)、共著に地球守の自然読本シリーズ、他。

株式会社YAMAP
代表取締役CEO
春山 慶彦
1980年、福岡県春日市出身。同志社大学法学部 卒業。アラスカ 大学フェアバンクス校野生動物学部 中退。株式会社ユーラシア旅行社『風の旅人』編集部勤務後、独立。 ITやスマートフォンを活用して、自然や風土の豊かさを再発見する仕組みをつくりたいと思い、2013年3月にヤマップをサービスリリース。アプリのダウンロード数は、2023年8月時点で380万ダウンロードを超え、国内最大の登山・アウトドアプラットフォームとなっている。
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司会
原 直子

元LinQ1期生。ラジオ・TVで活動の場を拡げている。特にテレビでは朝の情報番組で10年間レギュラーを務めるなど朝の顔としておなじみ。舞台女優としても活動。
司会

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サンプル 太郎
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VOICE

<タイムテーブル>
*対談・パネルディスカッションの内容は変わることがあります。

13:00〜13:05
開会のごあいさつ
13:05〜13:15
オープニングトーク 瀬戸 昌宣
13:15〜14:25
<対談>
「環境土木と出会う」
高田氏のキャリアを振り返りながら、過去そして今ある自然環境の危機の中で、環境土木という概念にたどり着いた必然性を対話を通して浮き彫りにする。

「環境土木を深める」
環境土木という概念と技術がさまざまな環境で有効であることは高田氏は実証してきた。その実例を見ながら、環境土木が現代土木同様、一般的な工法となっていくために必要な研究と実践について考える。環境土木の何がわかると、環境土木と現代土木が共存し、環境の改善に相互作用をしながら寄与していくことができるのか。技術が問題なのか、それとも考え方が問題なのか。環境土木が成熟していくための道筋について語る。

【登壇者】
瀬戸 昌宣、高田 宏臣
14:25〜14:45
休憩
14:45〜15:45
<パネルディスカッション>
「土木再興」
環境土木という概念だけでなく、その実践が広く届いていく必要がある。そのためには、実践に触れられる場所が身近に必要ではないか。山から川、そして海へと広がる流域の中で実践の現場を広げて、環境土木を「あたりまえ」にしていく必要がある。「地球とつながる喜び」をテーマに活動するYAMAPの春山慶彦代表取締役を迎えて、「土木」を再び興していく具体策について話す。

【登壇者】
瀬戸昌宣、高田 宏臣、春山 慶彦
15:45〜15:55
山結びの今後について
15:55〜16:00
閉会のごあいさつ
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-山結び-

NPO法人 SOMAの「山結び」は、専門家・実践家と共に流域を巡り、手を動かしながら、 自然の見方、自然環境再生の手法を実践を通して学ぶ自然環境再生プログラムです。

過去のフォーラム

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第1回 鎮守の杜フォーラム
(第1回山結びフォーラム)
2023年2月12日(日)

第1回目のフォーラムでは、「いま、鎮守の杜を再生する意味とは」「宮地嶽の植生のこれまでとこれから」「コミュニティで杜を育てるということ」の3つのセッションを行いました。
<登壇者>
  • (株)YAMAP 代表取締役CEO 春山慶彦
  • (株)グリーンエルム 林学博士 西野文貴
  • (株)中川 創業者 中川雅也
<司会・進行>
  • 原 直子

アーカイブ動画を公開していますので、以下のボタンからご覧いただけます。

第2回 山結びフォーラム
2023年8月20日(日)

第2回目フォーラムは、今後の活動の広がりを視野に入れ「鎮守の杜フォーラム」から「山結びフォーラム」へと名称を変更しました。「身近な自然を通じて環境再生に携わる」「データで見る山」の2つのセッションを行いました。
<登壇者>
  •   雨の森 代表 轟まこと
  • (株)YAMAP 代表取締役CEO 春山慶彦
  • (株)グリーンエルム 林学博士 西野文貴
  • (株)中川 創業者 中川雅也
<司会・進行>
  • 古賀佳奈子

アーカイブ動画を公開していますので、以下のボタンからご覧いただけます。
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