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開催日:次回は2024年2月を予定
時間 13:00〜16:00


<山結びフォーラム>

コミュニティによる苗作り、植樹、登山道整備などを通して、里山の自然環境を再生していく「山結び」の進捗を報告するフォーラムです。
第二回山結びフォーラムへご来場いただき誠にありがとうございました!
たくさんの方にご来場いただき感謝しております。会場内そしてフォーラム後のロビーの熱気が、参加されたひとり一人の中に自然環境との新たな関わり方の火が灯った証だったように思います。応援の言葉やご寄付が続々と届き、SOMAや山結びのチームが大切にしていることが多くの方に伝わったことを心から嬉しく思います。

今回のフォーラムでは、一貫して「自然環境の自治」の可能性と必要性についてお伝えしました。私たちは治水、治山などを通じて自らの手で自然と共存することを時代の流れとともに手放していきました。結果、私たちはどうやって自然と関わればいいのかさえ忘れてしまいました。本フォーラムが「わたしと自然との関係性の再構築」をするきっかけになればと思っておりました。

造園家の轟まことさんからは、幼少期の自然経験と庭という身近な自然から環境改善の手法へと繋がったお話をいただきました。YAMAPの春山慶彦さんからは、頂上を目指すだけではない、山をただ歩くという『山歩(さんぽ)』を通じて自然経験を取り戻してもらう重要性を。林学博士の西野文貴さんからは、部分だけではなく全体を見ることを通して山と向き合うこと。そして、林業家の中川雅也さんからは専門性や知識がなくても現状を見つめれば自分に実践できることは山ほどあるというお話をいただきました。

各登壇者の実践と実体験から出た言葉を聞いて、「まずは、やってみよう!」と口にしていた参加者の方がたくさんいらっしゃって、こちらも心が踊りました。私たちひとり一人が日々の生活の中で、なんらかの形で自然にケアされています。あとは、こちらも自然をケアし、「ケアの循環」を構築していくことが、わたしたちが自然と共存共栄していく第一歩と思います。そのためのきっかけづくりを、NPO法人SOMAは山結びという活動を通じて行なってまいります。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

NPO法人SOMA 代表理事 瀬戸昌宣


NPO法人SOMAは、皆さまからの寄付により運営をしております。毎月1,000円からの継続寄付、単発寄付、遺贈寄付をクレジットカード、銀行振込、現金払いと幅広く対応しております。寄付いただいたお金は自然環境再生に関わる事業へ活用させていただきます。皆さまからのご寄付をお待ちしております。
*現金払いの場合は、SOMAまでお問い合せください。

アーカイブ動画

「オープニングトーク」

「身近な自然を通じて環境再生に携わる」

「データで見る山」

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「自然と人が共存共栄する豊かな未来のために」

この度は、NPO法人SOMAの自然環境再生プログラム「山結び」に関心をお寄せいただきありがとうございます。

「宮地嶽鎮守の杜再生事業」として始まった本プログラムは、福津のみならず九州内外に活動範囲を広げており、「山結び」と事業名を変更することとなりました。

2023年7月、未曾有の豪雨がまたも九州を襲いました。記憶の中の梅雨とは似ても似つかない雨の勢い、そして大規模な水害も、残念ながら身近なものとなりつつあります。

現代の日本の治水は「集めて、流す」が主流です。上流域では山に敷かれた道路を水が走り、大量の水が斜面をかけ下り、川やダムに流れ込みます。下流域には都市があり、コンクリートに覆われた地表に水は染み込むことができず、ひとたび豪雨となれば、短時間に多量の雨水が川に流れ込み、容量を超えれば溢れ出てしまうのです。

従来通りのあり方だけでは、現状の日本の自然環境と私たちの生活を共存させていくことは不可能なのではないか、そんな危機感を多くの人が共有しはじめています。ではどうすればいいのでしょう。

これからの時代、私たち一人ひとりが、生活を営みながら、治水や治山を含めた「自然環境の自治」を考え、試行錯誤しながら実践していくことが必要ではないでしょうか。「山結び」では、降った雨が山や林、田畑、里などに染み込みながらゆっくりと流れるようにさまざまな手入れ・工夫を施すことをその第一歩と考えています。一人ひとりの日常の中に山と関わるきっかけを作り、実践を続けるための仕組みです。今年2月開催の第1回フォーラムから半年間、「山結び」始まりの場所である福津市の宮地山に、参加者のみなさまと少しずつ、しかし着実に手を入れてまいりました。

第2回フォーラムでは、活動報告に加え、今後の計画や、ご参加いただく際に参考となりそうな観点などをご紹介します。新たなゲストスピーカーとして、「山結び」でも自然再生手法を指導する造園家・轟まことさんを招き、「庭」という最も身近な自然を入り口として自然環境再生を主とする造園家となったいきさつや、九州を中心に全国にわたる取り組みについてお聞きします。また、パネルディスカッションでは、降雨量、面積、木の数や種類など、いくつかの具体的なデータを用いて、「山」への理解を深めます。

日本の自然環境と私たちの生活の未来にご関心がある多くの方がこのフォーラムに集い、「これから」にともに思いを馳せる機会となることを願っております。

NPO法人SOMA 代表理事 瀬戸昌宣

<開催概要>

【日 時】
2023年8月20日(日)
13:00〜16:00

【場 所】
福津市中央公民館
(福岡県福津市手光2222)

アクセス:
・JR福間駅から車で約5分、徒歩で20分
・ふくつミニバス
JR福間駅みやじ口で乗車し、ふくとぴあで下車して、会場まで徒歩3分


【参加】無料

- 後 援 -

モデレーター

NPO法人SOMA
代表理事
瀬戸 昌宣
1980年東京生まれ。生態学者。農学博士(農業昆虫学)。米国コーネル大学にて博士号を取得、同大学で研究と教育に従事。2017年にNPO法人SOMAを設立、「ひとが育つ環境をととのえる」をミッションに学びの環境づくりにエコロジカルなアプローチで取り組む。主催する教育プログラムi.Dare(イデア)は、2019・2020年度、経済産業省「未来の教室」実証事業に採択された。「生きる、あそぶ、まなぶを自由に」をモットーに福岡県を拠点に活動。産業構造審議会 教育イノベーション小委員会委員。

登壇者

株式会社YAMAP
代表取締役CEO
春山 慶彦
1980年、福岡県春日市出身。同志社大学法学部 卒業。アラスカ 大学フェアバンクス校野生動物学部 中退。株式会社ユーラシア旅行社『風の旅人』編集部勤務後、独立。 ITやスマートフォンを活用して、自然や風土の豊かさを再発見する仕組みをつくりたいと思い、2013年3月にヤマップをサービスリリース。アプリのダウンロード数は、2022年10月時点で340万ダウンロードを超え、国内最大の登山・アウトドアプラットフォームとなっている。
雨の森
代表/造園家
轟 まこと
1977年福岡生まれ。小学生の時に雑草の可愛さに目覚める。中学、高校と農業を基盤とした学校で育ち、花屋に就職。イギリスに旅に出て、庭や公共の公園の居心地の良さに感動し、造園業に就く。最後に修行したのはナチュラルガーデン第一人者のポール・スミザー氏主催ガーデンルームス。

その後「雨の森」を立ち上げ、環境改善についてNPO法人地球守で研修を受け、環境改善となる庭造りを子どもたちに豊かな環境を遺すために取り組む。
株式会社グリーンエルム
林学博士
西野 文貴
1987年大分県別府市出身、東京農業大学卒業、林学博士。全国1000箇所以上の調査を行い、近年では、ヨルダン、インド、中国、フランスに訪問し「本物の森づくり」を指導している。日本緑化工学会より研究奨励賞を授与、東京都神社庁“直階”を授与。森づくりの知識と経験を活かし、小学生を対象に植物の授業を行い次世代の教育に力を入れている。
株式会社中川
創業者
中川 雅也
1983年 、和歌山県生まれ。大学卒業後インドネシアのスラバヤで貿易の仕事を2年半経験し地元にUターン。2016年に『育林は育人』という社訓とともに株式会社中川を創業。『30年後の和歌山に緑を』を合言葉に従業員とともに山を育てる。また、虫食い木材を利用した家具、ワークショップ団体『BokuMoku』の事務局も2017年から兼務。持続可能な『あたりまえ』を林業で目指している。
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司会
古賀 佳奈子

株式会社CELTIS代表取締役。障害福祉ジャーナリストとして活動。JCOM福岡にて障害福祉をテーマとした情報番組『SMALL STEP TV』のプロデューサー・司会を務める。
司会

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サンプル 太郎
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VOICE

<タイムテーブル>
*対談・パネルディスカッションの内容は変わることがあります。

13:00〜13:05
開会のごあいさつ
13:05〜13:20
オープニングトーク 瀬戸 昌宣
13:20〜14:20
<対談>
「身近な自然を通じて環境再生に携わる」

【登壇者】
轟 まこと、瀬戸 昌宣
14:20〜14:35
休憩
14:35〜15:45
<パネルディスカッション>
「データで見る山」

【登壇者】
春山慶彦、轟 まこと、西野文貴、中川雅也、瀬戸 昌宣
15:45〜15:55
山結びの今後について
15:55〜16:00
閉会のごあいさつ
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-山結び-

NPO法人 SOMAの自然環境再生事業「山結び」は、専門家・実践家と共に里山を巡り、手を動かしながら、 自然の見方、自然環境再生の手法を学びます。

第1回 鎮守の杜フォーラム
2023年2月12日(日)

第1回目のフォーラムでは、「いま、鎮守の杜を再生する意味とは」「宮地嶽の植生のこれまでとこれから」「コミュニティで杜を育てるということ」の3つのセッションを行いました。
<登壇者>
  • (株)YAMAP 代表取締役CEO 春山慶彦
  • (株)グリーンエルム 林学博士 西野文貴
  • (株)中川 創業者 中川雅也
<司会・進行>
  • 原 直子
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